別注シートやフレコンを使う日が決まったら、まずいつ手元に届き、受け取って確認できるかを決めます。そこから配送、製作、見積もりと仕様確認に必要な期間を順に戻すと、相談を始める時期と注文を確定したい時期が見えてきます。
ただし、製作日数だけを使って発注日を決めることはできません。寸法や加工、数量、届け先が未定なら、予定納期も変わります。実際の発注予定では、未回答の期間を決め打ちせず、今回の商品と条件について回答を得てから日程を確定しましょう。
使用日から、確認したい5つの日付を並べる
最初に決めるのは「現場で使い始める日」です。その前に資材を受け取り、枚数や仕様を確かめる時間が必要なら、受取希望日を別に置きます。現場が休みで受け取れない日や、受取担当者がいない時間帯も先に確認してください。
| 日付 | 何を決める・確かめるか | 現時点の扱い |
|---|---|---|
| 使用開始日 | 車両の稼働・工事開始など、資材が必要になる日 | 社内で決める |
| 受取希望日 | 届け先で受け取り、数量・仕様を確認できる日 | 使用開始日より前に置く |
| 出荷予定日 | どこから、どの方法で出荷する予定か | 商品と納品先を伝えて回答を得る |
| 注文確定期限 | 仕様と見積もりを確認し、今回の注文を確定したい日 | 製作開始の条件とあわせて確認する |
| 相談開始の目安 | 見積もり・図面などの確認に使える期間を確保した日 | 未定の仕様も添えて相談する |
当社のご相談から注文・納品までの案内では、まず使い方と仕様を確認し、価格と予定納期をご案内した後に注文を承る流れです。問い合わせを送った日が注文確定日ではありません。 正式な手配に進む条件も、見積もりを確認するときに確かめてください。
シートとフレコンでは、仕様が決まるまでの作業が違う
同じ「別注」でも、確認する内容は品目によって変わります。トラックシートなら、荷台の実測値と注文する完成寸法を分け、生地、ハトメや補強の位置、枚数を整理します。社名やロゴを入れる場合は、原稿・色・位置・大きさも確認事項です。当社のトラックシート商品ページでは、これらを指定して概算を確認できますが、正式な価格と納期は仕様を確かめてからご案内します。
フレコンなら、内容物と1袋に入れる量、投入・排出方法、吊り具や置き場との関係を先に伝えます。袋の形状や数量が決まっていなければ、その点を「未定」として相談に添えます。フレコンバッグの選び方でも、上部・底部・吊り部や使用する機器を確認する順番を紹介しています。
| 品目 | 最初に渡せる情報 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| 別注シート | 使用車両・容器、測った場所と寸法、現在のシートの写真、必要枚数 | 完成寸法、生地、固定・補強、名入れの有無と原稿 |
| フレコン | 内容物、1袋の予定量、現行品番や写真、必要枚数 | 投入・排出、吊り方、設備との適合、候補品の仕様 |
写真や現行品番があれば、すべての寸法を今すぐ確定できなくても相談を始められます。一方、未定の項目を残したまま出荷日だけを確定できるとは限りません。誰がどの項目をいつ確認するかを社内でも決めておくと、回答を待つ時間を見積もれます。
架空例:使用日Tから相談開始までを戻す
日程の作り方を、説明用の営業日数で考えます。現場で使う日をTとし、受取と数量確認のため、その2営業日前に届く予定を希望するとします。今回は仮に、配送に2営業日、注文確定後の製作に7営業日、見積もりと仕様の確認に3営業日かかると置きます。
| 段階 | 単純に逆算した目安 | 使った仮定 |
|---|---|---|
| 使用開始 | T | 現場の予定 |
| 受取・数量確認 | Tの2営業日前 | 受取後に確認する2営業日 |
| 出荷 | Tの4営業日前 | 配送に2営業日 |
| 注文確定 | Tの11営業日前 | 製作に7営業日 |
| 相談開始 | Tの14営業日前 | 見積もり・仕様確認に3営業日 |
この例では、使用日から2+2+7+3=14営業日を戻した日が相談開始の目安です。実際の見積もり回答、図面の確認、製作、配送がこの日数で終わるという意味ではありません。社内承認に時間がかかるなら、その期間も加えます。土日祝日や製作先・配送先の休業日、注文の締切時刻を確認し、「営業日」を双方で同じ意味にそろえてください。
各期間は日程の考え方を示す架空例です。実際の日数は商品・仕様・数量・納品先を伝えて確認します。
回答を受け取ったら、表の仮定を今回の条件へ入れ替えます。「配送期間は未回答」なら0日として計算せず、その欄を回答待ちにします。希望日に届く見込みが立つまで、出荷日と到着日を同じ日として扱わないことも大切です。
間に合わない見込みなら、変えられる条件を伝える
希望日に難しいという回答なら、何が日程を決めているかを聞きます。例えば「指定の生地の確認に時間が必要」「ロゴ原稿が未確定」「数量分の製作予定を確認中」「届け先の受取日が限られる」では、次に動かせる条件が違います。
まず、安全や用途に必要な仕様は残します。そのうえで、現行品と同等の候補、加工や原稿を確定する日、数量や受取日を調整できるかを相談します。規格品への変更や数量を分けての納品も、必要な機能を満たし、今回対応できる場合だけ選択肢になります。どの案でも、新しい仕様・金額・出荷予定日・到着見込みを一緒に確認してください。
決定済みと回答待ちを分けるための記入例です。記載した項目だけで発注が確定するものではありません。
希望日と未定の仕様を添えて相談する
相談の最初に、使用開始日・希望受取日・納品先を伝えてください。受け取れる曜日や時間、搬入時に確認すべきことがあれば一緒に書きます。シートなら完成寸法と加工、フレコンなら内容物と投入・排出方法を、分かる範囲で添えましょう。数量が確定していなければ予定数と確定予定日を分けて示します。
回答してほしい項目は、今回の仕様での見積もり回答時期、注文確定の条件と期限、出荷予定日、到着見込みです。日程を変更したときは、前の回答がそのまま有効かも確認します。お問い合わせでは、決まっている情報と未定の情報をそのままお知らせください。使用日から一緒に手配の順番を整理できます。






