本文へスキップ
COLUMN 資材選びのコラム

シートとフレコンを一緒に注文すると送料はどう変わる?

この記事の目次

シートとフレコンの一括注文について、出荷元・梱包・見積総額の順に確認する図

シートとフレコンを一度に注文しても、必ず一つの荷物で届くわけではありません。送料は注文書の枚数ではなく、出荷元、梱包後の荷姿、個口数と配送条件を確認して比べます。 同梱できても梱包が大きくなったり、追加の作業費が掛かったりすれば、別送より支払総額が上がる場合があります。

ここでは、同じ現場へコンテナシート2枚と未使用のフレコンバッグ10袋を届ける架空の注文R-6を使います。商品代・送料・梱包費はすべて説明用の税込金額で、当社の価格や同梱サービスを示すものではありません。

一件の注文でも、出荷が一口とは限らない

「一緒に注文する」と「一つの梱包に入れる」は別の話です。シートが製作先から直送され、フレコンが在庫倉庫から出るなら、一枚の注文書でも出荷は別になります。同じ販売者から買う場合でも、出荷場所と出荷可能日を商品ごとに確かめる必要があります。

別の販売店の例では、DIYショップRESTAは自社在庫品とメーカー直送品を区別し、出荷元が同じ場合でも商品の種類・形状によって同梱の可否が変わると案内しています。さらに同社では同梱の確定が出荷時になる場合があります。同梱の回答をいつ受けられるかも、注文先に確認しておきます。[1]

R-6では、現時点の案内が「シートは製作先A、フレコンは倉庫B」だと仮定します。このままなら、同じ宛先・希望日を書いても二つの出荷を一口にする前提では見積もれません。どちらかの拠点へ商品を集める案がある場合も、移動費、梱包作業、出荷日の変化を別に確認します。

出荷元と梱包後の荷姿を商品ごとに聞く

先に、商品を一つずつ「どこから、どの形で、いつ出るか」に分けます。フレコンは折りたたんだ束でも、注文する型式・枚数・梱包方法によって外形と重量が変わります。シートも完成寸法と発送時に畳んだ寸法は同じではありません。商品の平置き寸法だけから配送サイズを決めないでください。

R-6の確認欄 シート2枚 フレコン10袋
商品の条件 生地・完成寸法・加工・数量 型式・容量・仕様・数量
出荷元 製作先Aを想定。確定待ち 倉庫Bを想定。確定待ち
発送時の形 畳み方・束の外寸・重量が未確認 梱包単位・外寸・重量が未確認
出荷可能日 加工完了日を確認 在庫と出荷日を確認
配送条件 便種・個口数・送料を確認 便種・個口数・送料を確認

シート類の商品一覧とフレコンバッグの商品一覧で候補を選ぶ場合も、一覧からR-6の出荷元や梱包後寸法は分かりません。候補品の型式と数量を決めたうえで、両方を同じ宛先に届ける条件を見積もり時に伝えます。

架空R-6のシートとフレコンについて、出荷元・出荷日・荷姿を別々に確認してから同梱可否を聞く図

図を拡大して見る。同じ出荷元になっても、梱包できる形・個口数は未確認です。

同梱できるかは、梱包する側の回答で確定する

出荷元をそろえられるとしても、一つの外装に安全に収められるか、配送会社がその荷姿を受けるかは別の確認です。DIYショップRESTAの配送料案内では、商品の組合せ、形状、数量により同梱可能数を決め、上限を超えれば別梱包・梱包ごとの送料になると説明しています。梱包数が増える場合の送料も、出荷側に確認します。[2]

配送サイズの一例として、ヤマト運輸の宅急便は梱包した荷物の三辺合計と実重量を比較してサイズ区分を扱います。[3] ただしR-6を宅急便で送ると決まったわけではなく、この表からシートとフレコンの送料を算出することもできません。実際に選ぶ配送便と梱包後の外寸・重量を、出荷側の回答で確認します。

相談時には「同梱できますか」だけで終えず、次の四点を聞きます。

  1. 両商品を同じ場所から、同じ日に出荷できるか。
  2. 一つの梱包に入るか。入らないなら何個口になるか。
  3. 同梱で変わる送料、梱包・拠点間移動などの追加費用はあるか。
  4. 別送と同梱案で、それぞれいつ届き、現場で受け取れるか。

未回答のまま「一口の送料」と仮定せず、まず別送案を基準にして比較してください。

架空R-6で、別送と同梱案の支払額を比べる

次は当社の見積もりではない架空の税込例です。シート2枚×8,000円=16,000円、フレコン10袋×900円=9,000円で、商品代は両案とも25,000円とします。数量、商品仕様、納品先、受取希望日は同じ。別送ならシート送料2,400円とフレコン送料1,600円、合計4,000円と仮定します。

同梱案は、売り手が二商品を同じ場所にそろえ、一つの梱包で出せると仮に確認できた場合だけ比較します。同梱送料3,200円、集約・梱包の追加費用600円と仮定すると、配送関連費用は3,800円です。

同じ商品・数量・宛先の案 商品代(税込) 送料(税込) 追加費用(税込) 支払合計(税込)
シートとフレコンを別送 25,000円 2,400円+1,600円=4,000円 0円 29,000円
同じ場所から一口で同梱できると仮定 25,000円 3,200円 600円 28,800円

この仮定なら同梱案が200円低くなります。しかし、梱包後のサイズが上がり、同梱送料が3,700円なら、追加費用600円を足して配送関連費用は4,300円、支払合計は29,300円です。同梱したという事実だけで安くはなりません。 この例では追加費用が600円なら、同梱送料が3,400円で別送と同額になります。実際の見積書では、商品代・送料・追加費用の税込/税別をそろえて比べます。

架空R-6の別送29,000円と同梱28,800円、同梱送料が上がった場合29,300円を同条件で比べる図

図を拡大して見る。同梱送料3,200円・3,700円と追加費用600円は説明用の仮定です。

金額差だけでなく、必要日に届くかを確認する

R-6の同梱案が200円安くても、シートを拠点間で移すために納品が遅れれば、現場の必要日に合わないかもしれません。反対に二つの別送品を受け取る場合は、各便の到着日と受取担当を分けておく必要があります。送料の低い案を選ぶ前に、どちらも同じ使用日に間に合い、必要な場所へ届くかを確かめます。

一口にできない場合でも、見積もりを一度に依頼する意味はあります。シートとフレコンの仕様・数量、納品先、希望日を同じ相談票に載せ、別送になる理由と商品別の送料・個口数を確認できます。複数資材の一括注文と、同一仕様品を小分け/一括で受け取る一般的な比較はまとめ買いと保管負担の解説で扱っています。この記事では、異なる二商品の出荷元と梱包に絞ります。

見積もりには、二商品の型式と配送条件を並べて伝える

当社へご相談いただく際は、シートの種類・完成寸法・生地・加工と2枚という数量、フレコンの型式・容量・仕様と10袋という数量、納品先、受取可能日、必要日をお知らせください。現行品があれば品番・写真・前回の注文資料も添えてください。未確定の仕様は「未確認」として残し、候補品ごとの出荷元と荷姿、別送/同梱の可否、個口数、送料と追加費用、到着見込みをお尋ねください。

当社の法人の資材購入・仕入れ案内では複数資材の調達を相談できます。資材の相談・見積もり窓口へ条件をまとめてお送りください。実際の取扱品、同梱可否、送料、価格、納期は、対象商品と配送条件を確認してご案内します。

参考資料・出典

  1. DIYショップRESTA「複数商品注文の場合、同梱発送してもらえますか?」:同社の在庫品・メーカー直送品、出荷元と荷姿による同梱可否の例。確認日:2026年9月26日。
  2. DIYショップRESTA「配送料金のご案内」:同社の組合せ・形状・数量による同梱可能数と別梱包時の送料の説明。確認日:2026年9月26日。
  3. ヤマト運輸「宅急便のサイズについて」:同社宅急便のサイズ区分が梱包後の三辺計と実重量に基づくこと。確認日:2026年9月26日。

関連するテーマから探す

すべてのタグを見る
コラム一覧へ戻る取扱商品を見る
電話する資材の相談・見積もり